HDD復元フリーソフトを選ぶ際のポイント
以下の3点を事前に確認するだけで、無駄な時間をかなり減らせます。
まずはデバイスの障害状況を把握する
原因によって有効なソフトが変わります。
- 誤削除・ごみ箱の完全削除 → ほとんどの無料ソフトで対応可能
- 誤フォーマット → 対応ソフトが限られる
- RAWドライブ・アクセス不能 → 対応ソフトが限られる
- 異音がする・まったく認識しない → 物理障害の可能性が高く、ソフトでの対処は困難。専門業者への相談を優先する
無料体験版の有無?おすすめ商品の価格と性能を比較する
無料版でも「復元できる上限容量」はソフトによって大きく異なります。
スキャン自体はほぼすべての無料版で制限なく実行できます。まずスキャンで状況を確認し、必要に応じて有料版に移行するのが現実的な手順です。
対応デバイスも要チェック
内蔵HDD・外付けHDD・USBメモリ・SDカードへの対応状況と、ファイルシステム(NTFS、FAT32、exFATなど)との相性も確認しておきましょう。
おすすめHDD復元フリーソフト5選の比較一覧表
各ソフトのスペックをまとめました。詳細はランキングパートで解説します。
| 商品名 | 特徴・メリット | 参考価格(税込) | 対応デバイス | 動作環境 | 無料復元容量 |
|---|---|---|---|---|---|
| Recuva | 完全無料・容量無制限・ポータブル版あり | 無料(Pro版 2,380円/年) | HDD/SSD/USB/SDカード | Windows | 無制限 |
| Disk Drill | Mac対応・ディスク状態確認機能内蔵 | 無料(Pro版 13,178円) | HDD/SSD/USB/SDカード | Windows / Mac | 500MBまで(累計) |
| 4DDiG Free | フォーマット後HDD対応・UI洗練・高性能 | 無料(製品版 5,980円/月〜) | HDD/SSD/USB/SDカードなど | Windows / Mac | 2GBまで |
| DiskDigger | 画像・動画のサムネイル確認で選択的復元が可能 | 無料(Pro版 $14,99) | HDD/SSD/USB/SDカード | Windows | 基本機能は無料 |
| Glarysoft File Recovery | 動作軽快・低スペックPC向き | 無料(Pro版 $19.95/週~) | HDD/SSD/USB/SDカード | Windows | 3ファイルかつ2GBまで |
総合!コスパが高いおすすめHDD復元フリーソフトランキング
「無料で実際にどこまでできるか」「自分のトラブルに対応しているか」「操作で迷わないか」を軸に評価しています。
1位 Recuva|HDDの誤削除も完全無料で解決!制限なしの定番ソフト
概要
CCleaner で有名な旧Piriform社が開発したWindows向けの無料復元ソフトです。 復元容量に上限がなく、ウィザード形式のUIで迷わず操作できます。誤削除・完全削除への対応という用途では現在も十分な実力を持っています。
性能
- 内蔵・外付けHDD・USB・SDカードなど幅広く対応
- 復元可能性を色で視覚的に表示
- ポータブル版でインストール不要の運用も可
メリット
- 復元容量が完全無制限
- ポータブル版あり
- 動作が軽快
デメリット
- UIが独特で慣れが必要
- フォーマット後の復元はやや苦手
- Windows版のみ
2位 Disk Drill|外付けHDDの認識エラーに強い!高度なスキャンと操作性
概要
米CleverFiles社製で、WindowsとMacの両方に対応したデータ復元ソフトです。UIが洗練されており、スキャン前にHDDのS.M.A.R.T.情報を確認できる点が特徴です。無料版は累計500MBまでの制限があり、合計なので複数回に分けても上限は変わりません。
性能
- Windows / Mac 両対応
- 400種類以上のファイル形式をスキャン
- ディスクのS.M.A.R.T.情報確認機能あり
- 削除前から保護する「Recovery Vault」機能搭載
メリット
- Windows / Mac 両対応
- UIが洗練されており初めての方でも操作しやすい
- ディスク状態のモニタリング機能を内蔵
デメリット
- 無料版は累計500MBの制限あり
- 有料版の価格がやや高め
- 累計制限のため繰り返し使いにくい
3位 4DDiG Free|HDDの復元率No.1!フォーマット済みのドライブも救出
概要
Tenorshare社が提供する「4DDiG 無料版」は、HDD・SSD・USB・SDカードなど幅広いデバイスからの復元に対応した高機能ソフトです。 無料版で最大2GBまで復元でき、2,000種類以上のファイル形式に対応しています。
他の無料ソフトと大きく異なるのは、フォーマット済みHDDやRAWドライブからの復元に正式対応している点です。また操作も簡単で、スキャン中にリアルタイムでプレビューを確認しながら復元できます。
性能
- Windows 11/10/8.1/8/7・macOS 26〜10.12 対応
- 2,000種類以上のファイル形式を復元可能
- フォーマット済みHDD・RAWドライブ・破損パーティションからの復元に対応
- 主要ファイルシステムに対応
メリット
- フォーマット後・RAWドライブの復元に対応
- 明確でわかりやすいUI
- スキャン中にプレビューで内容確認が可能
- Windows / Mac 両対応
デメリット
- 無料版は2GBまでの制限あり
- 大量復元は有料版(月額4,980円〜)が必要
- 高機能ゆえインストール容量がやや大きい
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無料のデータ復元ソフト4DDiG Freeをインストールして起動した後、ホーム画面で「ハードディスク」を選択します。「スキャン」をクリックします。(初めは500MB無料、SNSへ共有してさらに1.5GBの無料復元量を取得)
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しばらく待つと、指定した場所にあるすべてのファイルが表示されます。復元前にプレビュー機能を提供します。写真、ビデオ、ムービー、オーディオ、音楽、ドキュメントなど、さまざまなファイルをプレビューできます。
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右下の「復元」をクリックし、復元したファイルの保存場所を選択し、例えばOneDriveとGoogle Drive、Dropboxなどのクラウドディスクに保存することを検討してください。
4位 DiskDigger|HDD内の画像・動画を徹底捜索!サムネイル確認で時短
概要
インストール不要で動作するWindows向けの復元ソフトです。 スキャン後に画像・動画をサムネイル一覧で確認しながら復元対象を選べるため、 ファイル名が消えていても内容を目で見て判断できます。
性能
- 画像・動画のサムネイルプレビューで復元前に内容確認が可能
- インストール不要のポータブル動作
- VHD・VDIファイルのスキャンが可能
メリット
- サムネイル確認で直感的に選択できる
- インストール不要で即起動
- 仮想ディスクイメージのスキャンにも対応
デメリット
- 無料版はファイル数・対応形式に制限あり
- UIの日本語対応がやや不完全
- ファイル破損の修復機能はなし
5位 Glarysoft File Recovery|大容量HDDも高速スキャン!動作の軽さで選ぶなら
概要
GlaryUtilitiesシリーズで知られるGlarysoft社の復元ソフトです。無料版は「3ファイルかつ合計2GBまで」という制限があり、大量復元には向きません。しかし圧縮・断片化・暗号化されたファイルの復元に対応しており、低スペックPCでも安定して動く点が強みです。
性能
- 主要ファイルシステムに対応
- 圧縮・断片化・暗号化ファイルの復元に対応
- 画像・テキスト・ドキュメントのプレビュー機能搭載
メリット
- 動作が軽快で低スペックPCでも快適
- 暗号化・断片化ファイルへの対応
- 広告・アドウェアなしのクリーンな設計
デメリット
- 無料版は3ファイル・2GBまでの制限
- macOS非対応(Windows専用)
- ブランド認知度がやや低い
HDD復元に関してよくある質問
復元作業の前に解消しておきたい疑問をまとめました。
ソフトによる復元は難しいケースがほとんどです。無理にアクセスを繰り返すと損傷が拡大するリスクがあるため、クリーンルーム設備を持つデータ復旧業者への相談を優先してください。
主な違いは「復元できるデータ容量の上限」と「スキャンの深さ・精度」です。消えたデータが業務上の重要書類や取り替えのきかない写真・動画であれば、有料版を選ぶ価値は十分にあります。まず無料版でスキャンして復元できそうか確認し、必要に応じて有料版に切り替えるのが合理的な手順です。
まず「接続の問題か、ドライブ自体の問題か」を切り分けてください。いずれの場合も、元のHDDへの書き込みは行わないことが復旧率を守るうえで最も基本的なルールです。
まとめ
HDD復元フリーソフトの選び方とおすすめの主要5製品をランキング形式で紹介しました。
フォーマット後のドライブ対応・2,000種類以上のファイル形式への対応・Windows/Mac両対応という観点では、4DDiG Freeが総合的に頭ひとつ抜けた最強の選択肢です。 無料版で最大2GBまで復元でき、スキャン結果のプレビューも確認できるため、「まず状況を把握したい」という段階から実際の復元まで一貫して対応できます。